DaVinci Resolveに必要なメモリ容量の結論

解像度と編集内容で決まる最適容量
これは単なる推奨値ではなく、実際の編集作業でメモリ不足によるクラッシュやレンダリング速度の低下を避けるための現実的な数値です。
なぜDaVinci Resolveはメモリを大量に消費するのか
DaVinci Resolveは他の映像編集ソフトと比較して、メモリ消費量が多いことが分かっています。
その理由は、カラーグレーディング機能やFusion、Fairlightといった複数の専門的な機能を統合しているためです。
特にカラーページでノードを重ねていくと、各ノードの処理結果をメモリ上に保持する必要があり、あっという間に数十GBのメモリを消費してしまいますよね。
さらにDaVinci Resolveは、編集中のプレビュー品質を維持するために、RAMキャッシュを積極的に活用します。
このキャッシュ機能により、タイムライン上でのスクラブ再生やエフェクトのリアルタイムプレビューが可能になるわけですが、その代償として大量のメモリが必要になるのです。
解像度別に見る必要メモリ容量

フルHD(1920×1080)編集の場合
ただし、これはシンプルなカット編集やベーシックなカラーコレクションを前提とした場合の話。
複数のエフェクトを重ねたり、Fusionで合成作業を行ったりする場合は、32GBでもメモリ不足を感じる場面が出てくるでしょう。
私自身、フルHDのYouTube動画編集を32GBメモリのマシンで行っていますが、10分程度の動画に5〜6個のカラーノードを適用し、トランジションを多用する程度であれば、メモリ使用率は60〜70%程度で収まっています。
しかし、Fusionで複雑なモーショングラフィックスを作成すると、メモリ使用率が90%を超えることもあり、その際はプレビューのコマ落ちが発生してしまいますよね。
4K(3840×2160)編集の場合
4Kはフルハイビジョンの4倍のピクセル数を持つため、単純計算でもメモリ消費量は4倍近くになります。
特に注意が必要なのは、4K素材を複数トラックで重ねる編集を行う場合です。
例えばメイントラックに4K映像を配置し、その上にオーバーレイやテロップ用のトラックを2〜3本追加すると、メモリ使用量は急激に増加します。
64GBあれば、こうした複雑なタイムライン構成でも、ある程度の余裕を持って作業できるでしょう。
ただし、64GBでも不安を感じる場面はあります。
それは、カラーグレーディングで10個以上のノードを使用したり、ノイズリダクションなどの重い処理を適用したりする場合。
こうした本格的な作業を行うなら、128GBへの増設を検討した方がいいでしょう。
8K編集とプロフェッショナル用途
8Kは4Kのさらに4倍のピクセル数を持ち、RAWフォーマットで撮影された素材を扱う場合、1フレームあたりのデータ量は膨大です。
プロフェッショナルな現場では、256GBや512GBといった大容量メモリを搭載したワークステーションが使用されることも珍しくありません。
特にVFX作業を含む映像制作では、Fusionページでの複雑な合成処理が必要になるため、メモリは多ければ多いほど作業効率が向上します。
パソコン おすすめモデル4選
パソコンショップSEVEN EFFA G09N
| 【EFFA G09N スペック】 | |
| CPU | Intel Core Ultra5 245KF 14コア/14スレッド 5.20GHz(ブースト)/4.20GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX5060 (VRAM:8GB) |
| メモリ | 64GB DDR5 (32GB x2枚 クルーシャル製) |
| ストレージ | SSD 2TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | Okinos Mirage 4 ARGB Black |
| CPUクーラー | 空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400 |
| マザーボード | intel B860 チップセット ASRock製 B860M Pro RS WiFi |
| 電源ユニット | 650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN ZEFT Z54FC
| 【ZEFT Z54FC スペック】 | |
| CPU | Intel Core Ultra5 245KF 14コア/14スレッド 5.20GHz(ブースト)/4.20GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX5060Ti 16GB (VRAM:16GB) |
| メモリ | 32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | INWIN A1 PRIME ピンク |
| CPUクーラー | 空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400 |
| マザーボード | intel B860 チップセット ASRock製 B860I WiFi |
| 電源ユニット | 750W 80Plus GOLD認証 |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN ZEFT Z58Q
| 【ZEFT Z58Q スペック】 | |
| CPU | Intel Core Ultra5 235 14コア/14スレッド 5.00GHz(ブースト)/3.40GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX5060Ti 16GB (VRAM:16GB) |
| メモリ | 16GB DDR5 (16GB x1枚 クルーシャル製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:5000Gbps/3900Gbps KIOXIA製) |
| ケース | LianLi A3-mATX-WD Black |
| CPUクーラー | 水冷 240mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 240 Core II Black |
| マザーボード | intel B860 チップセット ASRock製 B860M Pro RS WiFi |
| 電源ユニット | 650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN ZEFT Z55AS
| 【ZEFT Z55AS スペック】 | |
| CPU | Intel Core Ultra9 285 24コア/24スレッド 5.60GHz(ブースト)/2.50GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX4060 (VRAM:8GB) |
| メモリ | 64GB DDR5 (32GB x2枚 Micron製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | ASUS ROG Hyperion GR701 ホワイト |
| CPUクーラー | 空冷 サイズ製 空冷CPUクーラー SCYTHE() MUGEN6 BLACK EDITION |
| マザーボード | intel B860 チップセット ASUS製 ROG STRIX B860-F GAMING WIFI |
| 電源ユニット | 650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| 光学式ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ (外付け) |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
メモリ容量と編集作業の関係性

タイムライン再生とメモリの役割
DaVinci Resolveのタイムライン再生において、メモリは極めて重要な役割を果たします。
編集中のプレビュー再生では、デコードされた映像データがメモリ上にキャッシュされ、これにより滑らかな再生が実現されるのです。
メモリ容量が不足すると、このキャッシュ領域が確保できず、再生時にコマ落ちが発生したり、最悪の場合はアプリケーションがクラッシュしたりするかもしれません。
特にH.264やH.265といった高圧縮コーデックの素材を扱う場合、デコード処理に大きな負荷がかかります。
メモリに余裕があれば、デコードされたデータを多くキャッシュできるため、編集作業の快適性が大幅に向上するわけです。
カラーグレーディングとメモリ消費
各カラーノードは独立した処理レイヤーとして機能し、ノードを追加するたびにメモリ使用量が増加していきます。
プライマリーカラーコレクションだけであれば、それほど大きな負荷にはなりません。
しかし、セカンダリーカラーコレクションでウィンドウやパワーウィンドウを使用したり、クオリファイアで特定の色域を分離したりすると、処理の複雑さは指数関数的に増大します。
さらにノイズリダクションやシャープネス処理を加えると、メモリ使用量は一気に跳ね上がるのです。
私の経験では、4K素材に対して15個程度のノードを使用した本格的なカラーグレーディングを行うと、64GBメモリでも使用率が80%を超えることがあります。
この状態でFairlightページに移動してオーディオ編集を行おうとすると、メモリ不足の警告が表示されることも。
Fusionページでの3D合成とメモリ
3Dワークスペースでカメラやライトを配置し、複数のレイヤーを立体的に合成する処理は、2D合成とは比較にならないほどのメモリを要求します。
特にパーティクルシステムを使用したエフェクトや、3Dテキストアニメーションを作成する場合、メモリ不足は致命的なボトルネックになります。
メモリ速度とタイミングの重要性


DDR5メモリの性能特性
DDR5メモリは、DDR4と比較して帯域幅が大幅に向上しており、DaVinci Resolveのような大容量データを扱うアプリケーションでは、その恩恵を実感できます。
DDR5-5600が現在の主流規格となっており、理論上の帯域幅は44.8GB/sに達します。
特にカラーグレーディングでリアルタイムプレビューを行う際、メモリ帯域幅の広さは処理速度に直結します。
デュアルチャネル構成の必須性
メモリをデュアルチャネル構成で動作させることは、DaVinci Resolve用PCでは絶対に避けたいですよね。
シングルチャネルとデュアルチャネルでは、理論上の帯域幅が2倍異なり、実際のパフォーマンスにも大きな差が生まれます。
例えば32GBのメモリを搭載する場合、32GB×1枚ではなく、16GB×2枚の構成にすることで、デュアルチャネル動作が可能になります。
パソコン おすすめモデル4選
パソコンショップSEVEN ZEFT Z55IX


| 【ZEFT Z55IX スペック】 | |
| CPU | Intel Core Ultra5 235 14コア/14スレッド 5.00GHz(ブースト)/3.40GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX5070Ti (VRAM:16GB) |
| メモリ | 32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | Thermaltake S200 TG ARGB Plus ブラック |
| マザーボード | intel B860 チップセット ASRock製 B860M Pro RS WiFi |
| 電源ユニット | 850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN SR-ar9-9360X/S9


| 【SR-ar9-9360X/S9 スペック】 | |
| CPU | AMD Ryzen9 9950X 16コア/32スレッド 5.70GHz(ブースト)/4.30GHz(ベース) |
| メモリ | 16GB DDR5 (16GB x1枚 クルーシャル製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | Fractal Design Pop XL Air RGB TG |
| CPUクーラー | 水冷 360mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 360 Core II Black |
| マザーボード | AMD B850 チップセット ASRock製 B850M-X WiFi R2.0 |
| 電源ユニット | 650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| 光学式ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ (内蔵) |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN ZEFT R60HU


| 【ZEFT R60HU スペック】 | |
| CPU | AMD Ryzen7 9800X3D 8コア/16スレッド 5.20GHz(ブースト)/4.70GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX5070 (VRAM:12GB) |
| メモリ | 16GB DDR5 (16GB x1枚 クルーシャル製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | Thermaltake S100 TG |
| CPUクーラー | 空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400 |
| マザーボード | AMD B850 チップセット ASRock製 B850M-X WiFi R2.0 |
| 電源ユニット | 750W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN ZEFT R59YAB


| 【ZEFT R59YAB スペック】 | |
| CPU | AMD Ryzen7 9700X 8コア/16スレッド 5.50GHz(ブースト)/3.80GHz(ベース) |
| グラフィックボード | Radeon RX 7900XTX (VRAM:24GB) |
| メモリ | 32GB DDR5 (16GB x2枚 Micron製) |
| ストレージ | SSD 2TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7400Gbps/7000Gbps Crucial製) |
| ケース | NZXT H6 Flow White |
| CPUクーラー | 空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400 |
| マザーボード | AMD X870 チップセット ASRock製 X870 Steel Legend WiFi |
| 電源ユニット | 1000W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (アスロック製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| 光学式ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ (外付け) |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
BTOパソコンでのメモリ選択


初期構成と増設のバランス
答えはシンプル。
予算が許す限り、購入時に必要な容量を搭載すべきです。
後からメモリを増設する場合、既存のメモリとの相性問題が発生する可能性があります。
特にDDR5メモリは、異なるメーカーや異なるロットのモジュールを混在させると、動作が不安定になるケースが報告されています。
初期構成で統一されたメモリキットを搭載しておけば、こうしたトラブルを回避できるわけです。
メモリメーカーの選択基準
BTOパソコンでメモリメーカーを選択できる場合、Micron(Crucial)、GSkill、Samsungといった信頼性の高いメーカーを選ぶことをおすすめします。
これらのメーカーは、品質管理が徹底されており、長期間の安定動作が期待できます。
特にMicronのCrucialブランドは、コストパフォーマンスに優れており、DaVinci Resolve用途でも多くのユーザーに支持されています。
一方、GSkillは高クロック動作に強く、オーバークロックメモリを選択できる場合は検討する価値があるでしょう。
実際の編集シーンでのメモリ使用量


ウェディング映像制作の場合
ウェディング映像制作では、複数のカメラアングルからの素材を同時に扱うマルチカム編集が一般的です。
4Kで撮影された3〜4台分のカメラ素材を同時にプレビューしながら編集する場合、メモリ使用量は急激に増加します。
私が実際に4Kマルチカム編集を行った際、3台のカメラ素材(各30分程度)をタイムラインに配置し、カラーコレクションとトランジションを適用した状態で、メモリ使用量は約45GBに達しました。
この時点で64GBメモリを搭載していたため、まだ余裕がありましたが、32GBでは確実にメモリ不足に陥っていたでしょう。
YouTube動画制作の場合
10〜20分程度の動画であれば、32GBのメモリでも充分に対応できますが、エフェクトやモーショングラフィックスを多用する場合は注意が必要。
特にFusionページでタイトルアニメーションやローワーサードを作成する場合、複雑なノード構成になるとメモリ消費が増大します。
企業VP・CM制作の場合
企業VPやCM制作では、高品質な映像が求められるため、4K以上の解像度で撮影されることが当たり前になっています。
さらに、カラーグレーディングにも時間をかけ、ブランドイメージに合わせた繊細な色調整が必要になります。
こうした案件では、64GB以上のメモリが必須。
特にクライアントとのレビュー時に、リアルタイムでカラー調整を行いながらプレビューする場合、メモリに余裕がないとスムーズな作業ができません。
パソコン おすすめモデル4選
パソコンショップSEVEN ZEFT Z55EX


| 【ZEFT Z55EX スペック】 | |
| CPU | Intel Core Ultra7 265KF 20コア/20スレッド 5.50GHz(ブースト)/3.90GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX5070Ti (VRAM:16GB) |
| メモリ | 32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製) |
| ストレージ | SSD 2TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | Thermaltake S200 TG ARGB Plus ホワイト |
| CPUクーラー | 空冷 サイズ製 空冷CPUクーラー SCYTHE() MUGEN6 BLACK EDITION |
| マザーボード | intel B860 チップセット ASRock製 B860M Pro RS WiFi |
| 電源ユニット | 850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN ZEFT R60YP


| 【ZEFT R60YP スペック】 | |
| CPU | AMD Ryzen7 7700 8コア/16スレッド 5.30GHz(ブースト)/3.80GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX5060Ti 16GB (VRAM:16GB) |
| メモリ | 16GB DDR5 (16GB x1枚 クルーシャル製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | Antec P20C ブラック |
| マザーボード | AMD B850 チップセット ASRock製 B850M-X WiFi R2.0 |
| 電源ユニット | 650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN SR-ar7-7770F/S9


| 【SR-ar7-7770F/S9 スペック】 | |
| CPU | AMD Ryzen7 7700 8コア/16スレッド 5.30GHz(ブースト)/3.80GHz(ベース) |
| メモリ | 32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | CoolerMaster Silencio S600 |
| マザーボード | AMD B850 チップセット ASRock製 B850M-X WiFi R2.0 |
| 電源ユニット | 650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| 光学式ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ (内蔵) |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN SR-u7-6170D/S9


| 【SR-u7-6170D/S9 スペック】 | |
| CPU | Intel Core Ultra7 265K 20コア/20スレッド 5.50GHz(ブースト)/3.90GHz(ベース) |
| メモリ | 32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | Thermaltake S200 TG ARGB Plus ホワイト |
| CPUクーラー | 空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400 DIGITAL WH |
| マザーボード | intel B860 チップセット ASRock製 B860M Pro RS WiFi |
| 電源ユニット | 650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| 光学式ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ (外付け) |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
メモリ不足が引き起こす問題


レンダリング速度への影響
DaVinci Resolveは、レンダリング時にメモリ上にフレームバッファを確保し、処理済みのフレームを一時的に保持します。
メモリ容量が不足すると、このバッファサイズが制限され、頻繁にストレージへの書き込みが発生してしまいますよね。
その結果、レンダリング速度が低下するだけでなく、SSDへの書き込み回数が増加し、ストレージの寿命にも悪影響を及ぼします。
特にPCIe Gen.5 SSDは発熱が高く、連続書き込みが続くと温度上昇によるサーマルスロットリングが発生し、さらに速度が低下するという悪循環に陥るかもしれません。
アプリケーションクラッシュのリスク
メモリ不足による最も深刻な問題は、アプリケーションのクラッシュです。
DaVinci Resolveは、メモリが枯渇すると予期せぬタイミングで強制終了することがあり、保存していない編集内容が失われる可能性があります。
特に長時間の編集作業を行っている際にクラッシュが発生すると、数時間分の作業が水の泡になってしまいます。
プレビュー品質の低下
DaVinci Resolveは、システムリソースが不足すると、自動的にプレビュー解像度を下げたり、エフェクトの一部を無効化したりして、動作を維持しようとします。
この機能により、クラッシュは回避できるかもしれませんが、編集中に正確な映像を確認できないという問題が発生します。
特にカラーグレーディングでは、正確な色を確認しながら作業する必要があるため、プレビュー品質の低下は致命的。
結局、レンダリングしてから確認するという非効率な作業フローを強いられることになるでしょう。
他のハードウェアとのバランス


CPUとメモリの関係
DaVinci Resolveのパフォーマンスは、CPUとメモリのバランスによって大きく左右されます。
高性能なCPUを搭載していても、メモリ容量が不足していれば、CPUの処理能力を充分に引き出すことはできません。
例えばCore Ultra 9 285Kのような24コアのハイエンドCPUを使用する場合、各コアが同時に処理を行うため、メモリへのアクセス頻度も増加します。
この際、メモリ容量が32GBしかないと、複数のコアが同時にメモリにアクセスしようとした際に待機時間が発生し、CPUの処理能力が遊んでしまうのです。
それでも、4K以上の編集では64GB以上のメモリが推奨されることに変わりはありません。
最新CPU性能一覧
| 型番 | コア数 | スレッド数 | 定格クロック | 最大クロック | Cineスコア Multi |
Cineスコア Single |
公式 URL |
価格com URL |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Core Ultra 9 285K | 24 | 24 | 3.20GHz | 5.70GHz | 42824 | 2446 | 公式 | 価格 |
| Ryzen 9 9950X | 16 | 32 | 4.30GHz | 5.70GHz | 42579 | 2251 | 公式 | 価格 |
| Ryzen 9 9950X3D | 16 | 32 | 4.30GHz | 5.70GHz | 41616 | 2242 | 公式 | 価格 |
| Core i9-14900K | 24 | 32 | 3.20GHz | 6.00GHz | 40912 | 2340 | 公式 | 価格 |
| Ryzen 9 7950X | 16 | 32 | 4.50GHz | 5.70GHz | 38394 | 2062 | 公式 | 価格 |
| Ryzen 9 7950X3D | 16 | 32 | 4.20GHz | 5.70GHz | 38318 | 2033 | 公式 | 価格 |
| Core Ultra 7 265K | 20 | 20 | 3.30GHz | 5.50GHz | 37091 | 2338 | 公式 | 価格 |
| Core Ultra 7 265KF | 20 | 20 | 3.30GHz | 5.50GHz | 37091 | 2338 | 公式 | 価格 |
| Core Ultra 9 285 | 24 | 24 | 2.50GHz | 5.60GHz | 35470 | 2181 | 公式 | 価格 |
| Core i7-14700K | 20 | 28 | 3.40GHz | 5.60GHz | 35330 | 2217 | 公式 | 価格 |
| Core i9-14900 | 24 | 32 | 2.00GHz | 5.80GHz | 33590 | 2192 | 公式 | 価格 |
| Ryzen 9 9900X | 12 | 24 | 4.40GHz | 5.60GHz | 32735 | 2220 | 公式 | 価格 |
| Core i7-14700 | 20 | 28 | 2.10GHz | 5.40GHz | 32370 | 2086 | 公式 | 価格 |
| Ryzen 9 9900X3D | 12 | 24 | 4.40GHz | 5.50GHz | 32260 | 2177 | 公式 | 価格 |
| Ryzen 9 7900X | 12 | 24 | 4.70GHz | 5.60GHz | 29106 | 2024 | 公式 | 価格 |
| Core Ultra 7 265 | 20 | 20 | 2.40GHz | 5.30GHz | 28396 | 2140 | 公式 | 価格 |
| Core Ultra 7 265F | 20 | 20 | 2.40GHz | 5.30GHz | 28396 | 2140 | 公式 | 価格 |
| Core Ultra 5 245K | 14 | 14 | 3.60GHz | 5.20GHz | 25321 | 0 | 公式 | 価格 |
| Core Ultra 5 245KF | 14 | 14 | 3.60GHz | 5.20GHz | 25321 | 2159 | 公式 | 価格 |
| Ryzen 7 9700X | 8 | 16 | 3.80GHz | 5.50GHz | 22969 | 2196 | 公式 | 価格 |
| Ryzen 7 9800X3D | 8 | 16 | 4.70GHz | 5.40GHz | 22957 | 2076 | 公式 | 価格 |
| Core Ultra 5 235 | 14 | 14 | 3.40GHz | 5.00GHz | 20749 | 1845 | 公式 | 価格 |
| Ryzen 7 7700 | 8 | 16 | 3.80GHz | 5.30GHz | 19407 | 1923 | 公式 | 価格 |
| Ryzen 7 7800X3D | 8 | 16 | 4.50GHz | 5.40GHz | 17641 | 1802 | 公式 | 価格 |
| Core i5-14400 | 10 | 16 | 2.50GHz | 4.70GHz | 15964 | 1765 | 公式 | 価格 |
| Ryzen 5 7600X | 6 | 12 | 4.70GHz | 5.30GHz | 15210 | 1967 | 公式 | 価格 |
GPUとメモリの協調動作
DaVinci ResolveはGPUアクセラレーションを積極的に活用するため、GPUとメモリの協調動作も重要です。
GeForce RTX 5070TiやRadeon RX 9070XTといった高性能GPUを搭載していても、システムメモリが不足していると、GPU処理の効率が低下します。
特にカラーグレーディングやFusionでのエフェクト処理では、GPUとCPUが協調して処理を行うため、システムメモリの容量と速度が全体のパフォーマンスに影響を与えます。
ストレージ速度との関係
メモリ容量が充分にあれば、ストレージへのアクセス頻度を減らすことができます。
これは、編集中の素材やキャッシュデータをメモリ上に保持できるためです。
逆にメモリが不足していると、頻繁にストレージからデータを読み込む必要があり、たとえPCIe Gen.5 SSDを使用していても、ボトルネックが発生する可能性があります。
特に複数の4K素材を同時に扱うマルチカム編集では、ストレージからの読み込み速度が重要になります。
しかし、充分なメモリがあれば、一度読み込んだデータをメモリ上にキャッシュできるため、2回目以降のアクセスは高速化されるのです。
予算別のメモリ構成推奨


エントリー構成(15万円前後)
メモリは16GB×2枚のデュアルチャネル構成とし、DDR5-5600を選択します。
この構成であれば、フルHD編集は快適に行えますし、4K編集も基本的なカット編集やカラーコレクションであれば対応可能です。
将来的に64GBへの増設を見据えて、メモリスロットに空きがある構成を選ぶことをおすすめします。
ミドルレンジ構成(25万円前後)
この価格帯では、CPUにCore Ultra 7 265KFやRyzen 7 9700X、GPUにGeForce RTX 5070TiやRadeon RX 9070XTを選択できます。
メモリは32GB×2枚のデュアルチャネル構成とし、DDR5-5600以上を選択します。
この構成であれば、4K編集を快適に行えますし、カラーグレーディングやFusionでの合成作業も充分にこなせるでしょう。
64GBあれば、複数のプロジェクトを同時に開いて作業することも可能です。
例えば、メインの編集プロジェクトを開きながら、別のプロジェクトでカラーグレーディングの参考を確認するといった作業フローが実現できます。
ハイエンド構成(40万円以上)
予算40万円以上のハイエンド構成では、メモリは128GB以上を搭載したいところです。
この価格帯では、CPUにCore Ultra 9 285KやRyzen 9 9950X3D、GPUにGeForce RTX 5090やRadeon RX 9070XTのデュアル構成も視野に入ります。
この構成であれば、8K編集や、映画制作レベルのカラーグレーディング、複雑なVFX作業も快適に行えるでしょう。
128GBあれば、DaVinci Resolve以外のアプリケーションを同時に起動しても余裕があります。
例えば、Photoshopで素材を作成しながら、DaVinci Resolveで編集を行い、さらにブラウザで参考資料を確認するといったマルチタスク環境でも、パフォーマンスの低下を感じることはありません。
メモリ容量別の適用シーン比較表


編集スタイル別の推奨メモリ容量


メモリ増設時の注意点


既存メモリとの互換性確認
なぜなら、異なる規格や速度のメモリを混在させると、システムが不安定になったり、最悪の場合は起動しなくなったりする可能性があるからです。
BIOSでの設定確認
容量だけでなく、動作クロックやタイミング設定も確認する必要があります。
特にDDR5メモリは、XMP(Extreme Memory Profile)やEXPO(Extended Profiles for Overclocking)といったオーバークロックプロファイルを有効にすることで、定格以上の性能を引き出せるのです。
将来を見据えたメモリ選択


拡張性を考慮したマザーボード選択
現在は32GBで充分だと感じていても、編集する映像の解像度が上がったり、より複雑なエフェクトを使用したりするようになると、メモリ不足を感じる日が来るかもしれません。
特にATXフォームファクタのマザーボードであれば、4つのメモリスロットを備えているのが一般的です。
メモリ価格の変動を考慮
メモリ価格は、半導体市場の需給バランスによって大きく変動します。
DDR5メモリは登場当初、DDR4の2倍以上の価格でしたが、現在では価格差が縮まり、新規PCではDDR5が標準となっています。
将来的にメモリを増設する予定がある場合、価格が下がったタイミングで購入することで、コストを抑えられます。
ただし、前述の通り、既存メモリとの互換性問題があるため、同じ型番のメモリが入手できるかどうかも考慮する必要があるでしょう。
プロフェッショナルが選ぶメモリ構成


映像制作会社の標準構成
映像制作会社やポストプロダクションでは、DaVinci Resolve用ワークステーションに128GB以上のメモリを搭載するのが標準的です。
これは、クライアントワークにおいて、システムの不安定さやパフォーマンス不足が許されないためです。
特に納期が厳しいプロジェクトでは、レンダリング時間の短縮が重要になります。
フリーランスクリエイターの現実的な選択
限られた予算の中で最大のパフォーマンスを得るには、メモリ容量を64GBに設定し、その分をGPUやストレージに振り分けるのが現実的な選択でしょう。
8K編集や超大規模なVFX案件を受注する機会が増えてきたら、その時点で128GBへの増設を検討すればいいのです。
よくある質問


DaVinci Resolveで16GBメモリでも編集できますか
ただし、カラーコレクションやエフェクトを適用すると、すぐにメモリ不足を感じることになるでしょう。
特に複数のクリップを重ねたり、トランジションを多用したりする編集では、頻繁にメモリ不足の警告が表示され、作業効率が大幅に低下します。
メモリは後から増設できますか
技術的には可能ですが、いくつかの注意点があります。
まず、マザーボードに空きスロットがあることが前提です。
次に、既存のメモリと同じ規格・速度のモジュールを選ぶ必要があります。
異なるメーカーや異なる速度のメモリを混在させると、システムが不安定になる可能性が高いのです。
また、BTOパソコンの場合、メモリ増設によって保証が無効になるケースもあるため、購入時に充分な容量を搭載しておく方が安全でしょう。
DDR5とDDR4でDaVinci Resolveの性能は変わりますか
特にマルチトラック編集やカラーグレーディングでは、メモリ帯域幅の広さが処理速度に直結するため、DDR5の優位性を実感できるでしょう。
現在新規にPCを購入するのであれば、将来性を考えてDDR5を選択することをおすすめします。
32GBと64GBでレンダリング時間は変わりますか
メモリ容量がレンダリング時間に与える影響は、プロジェクトの複雑さによって異なります。
シンプルなカット編集のみのプロジェクトであれば、32GBと64GBで大きな差は出ません。
しかし、複数のエフェクトやカラーノードを適用したプロジェクトでは、64GBの方が明らかに高速です。
これは、充分なメモリがあれば、処理済みのフレームをメモリ上にキャッシュでき、ストレージへの書き込み頻度が減少するためです。
4K編集を頻繁に行うのであれば、64GBへの投資は充分に価値があるといえます。
メモリクロックは高い方がいいですか
DDR5-5600とDDR5-6400を比較すると、後者の方が帯域幅が広く、データ転送速度が速くなります。
ただし、実際のDaVinci Resolveでの体感差は、それほど大きくありません。
むしろ、メモリクロックを上げるよりも、容量を増やす方が、編集作業の快適性向上には効果的です。
4K編集で32GBは足りませんか
4K編集で32GBメモリが充分かどうかは、編集内容によって変わります。
基本的なカット編集とシンプルなカラーコレクションであれば、32GBでも対応可能です。
しかし、マルチカム編集や、10個以上のカラーノードを使用する本格的なグレーディング、Fusionでの複雑な合成を行う場合は、32GBでは明らかに不足します。
4K編集を本格的に行うのであれば、64GBを標準と考え、予算が許せば128GBを検討するのが賢明でしょう。

